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What's New CopyCAD 5.5 Delcam plc 発行11/05/04 免責条項 DelcamPLC・デルキャムジャパン(以下DELCAM社)はともに、 本マニュアルで説明されるソフトウェアで行われた使用上での管 理を所有せず、また、本ソフトウェアの使用結果として生じるい かなる損失または損害に対する責任を承認することもできませ ん。ユーザーの皆様には、良好な品質管理手順に従って、ソフト ウェアのすべての結果を、有資格者によってチェックされるよう お勧めいたします。 本書の内容は、予告なしに変更することがあり、DELCAM社は、 それに対する責任を負いません。本書に記載のソフトウェアは、 ライセンス契約の下で供給され、契約条項に基づいて使用 または複製することができます。本書を構成する何れの部分も、 DELCAM社の書面による承諾無しに、どのような目的であろう と、いかなる様式または手段でも、電子的または機械的に改変ま たは転載(複写および記録を含む)することを禁じます。 Copyright © 2003 Delcam plc. All rights reserved. 株式会社 デルキャムジャパン 〒101-0034 東京都千代田区 神田東紺屋町30 サンハイツ神田・北村ビル10階 Tel:(03) 5295-7066 Fax:(03) 5295-2235 What's New - CopyCAD 5.5 目次 • i 目次 What's New 3 概要..................................................................................................3 変更点リスト..................................................................................4 モデル処理......................................................................................7 新位置合わせ方法 ...............................................................7 ポイント/ライン/トライアングルメッシュの自由選 択 .........................................................................................17 トライアングルメッシュモデル ...............................................19 現行ビューでの水平ラインを使用してトライアング ルメッシュをペイント .....................................................19 垂直のクロスセクション .................................................21 トライアングルメッシュのセクション ダイア ログボックスの改良 .........................................................23 トライアングルメッシュ曲面による孔埋めに関する 改良点 .................................................................................27 トライアングルメッシュモデルにイメージをアペン ド .........................................................................................28 カーブ編集....................................................................................29 カーブのアペンド .............................................................29 インタラクティブカーブの編集 .....................................30 モデル上にカーブをフィット .........................................35 ファイル管理................................................................................37 最近使ったモデル/セッション ........................................37 セッションを閉じるオプション .....................................38 PS-Surfacerを開く確認ボックス......................................38 ビューモデル................................................................................39 トライアングルメッシュをマスク .................................39 マスクされたアイテムを選択、表示 .............................39 What's New - CopyCAD 5.5 What's New • 3 What's New 概要 CopyCAD 5.5 改良点のハイライト 位置合わせ方法 新デザインのインターフェースと新フィッティング方 法によって、2つ、またはそれ以上のモデルの位置合 わせが簡単に行えるようになりました。 複数のスキャンデータからの、全体モデルへの合成が ワンステップでできるようになりました。 カーブ処理ツール 自動的に作成されたカーブは、移動、編集、スパイク の削除を可能にするインタラクティブツールを 使用して、スムーズ化、細分化が可能です。 また、トライアングルメッシュモデルのカーブ、 アペンドカーブ、投影カーブに対し垂直の クロスセクションの作成も可能です。 最近使用したモデル・セッションへの 簡単なアクセス機能 ファイルメニューは最近使用したCopyCADモデルと セッションを素早く、簡単に見つけ、開くことが できる新しいオプションを備えています。 エンティティの簡単な選択機能 モデルの修正したい部分の選択に自由選択の使用が 可能になりました。 また、計測機能は、オープンスペースも選択でき、 エンティティを含まない領域の計測も 4 • What's New What's New - CopyCAD 5.5 可能になりました。 変更点リスト CopyCAD 5.5には次のような新しい機能を備えています: モデル処理 • 改良された位置合わせ機能 モデルの位置合わせダイアログが異なるモデルの位置合わせ をより簡単に行えるように改良されています。位置合わせを 行うにあたり、次の3つの方法が使用できるようになりまし た: 1. 基準点を使用した位置合わせ 2. おおよその一致位置を得るためにモデルをX、Y、Z軸に 移動させるマニュアル位置合わせ 3. ベストフィット方法を使用した位置合わせ この最後の方法は複数のモデルの同時位置合わせも可能 にします。 より詳しい説明は、“新位置合わせ方法”(p7)をご覧下さ い。 • ポイント/ライン/トライアングルメッシュの自由選択。自由 選択ツールを使用してのエンティティ選択が可能になりまし た。この機能はポイント編集、スキャンライン編集、トライ アングルメッシュの編集ツールバーに新たなボタンとして追 加されています。 より詳しい説明は、“ポイント/ライン/トライアングルメッシ ュの自由選択”(p17)をご覧下さい。 トライアングルメッシュモデル • 水平ラインでトライアングルメッシュをペイント。現行の ビューより設定する水平ラインで塗り潰しが可能です。この 機能で、設定したビューの真の水平ラインを基準にモデルの ペイント、分割が可能になりました。 より詳しい説明は、“現行ビューでの水平ラインを使用して トライアングルメッシュをペイント”(p19)をご覧下さい。 • 垂直のクロスセクション。 既存のカーブに対し、垂直のクロスセクションを作成するこ とが可能です。 What's New - CopyCAD 5.5 What's New • 5 より詳しい説明は、“垂直のクロスセクション”(p21)をご 覧下さい。 • トライアングルメッシュのセクションダイアログボックス の改良。ダイアログボックスが、シングルクロス セクション、複数クロスセクション、および選択されたカー ブに対し垂直なクロスセクションの3つのタブに分けること によって、簡素化されています。 より詳しい説明は、“トライアングルメッシュのセクション ダイアログボックスの改良”(p23)をご覧下さい。 • トライアングルメッシュ曲面なりによる孔埋めに関する改 良点。CopyCAD 5.5はトライアングルメッシュの孔を曲面なりで埋める機能 を改良しています。 より詳しい説明は、“トライアングルメッシュ曲面による孔 埋めに関する改良点”(p27)をご覧下さい。 • トライアングルメッシュモデルにイメージをアペンド。グ リッドトライアングルメッシュ化ダイアログボックスに、 トライアングルメッシュ作成中にイメージをグリッドライン にアペンドすることを可能にした新機能があります。 より詳しい説明は、“トライアングルメッシュモデルにイメ ージをアペンド”(p28)をご覧下さい。 カーブ編集 • カーブのアペンド。 個々のカーブをアペンドして1つの連続カーブを作成するこ とが可能になりました。例えば、小さな不連続角度設定のモ デルバウンダリーからカーブを作成した場合、そのカーブは いくつかのカーブから成っている可能性があります。このよ うなカーブをアペンドし、シングルカーブを作成することが できます。 より詳しい説明は、“カーブのアペンド”(p29)をご覧下さ い。 • インタラクティブカーブの編集。CopyCAD 5.5は カーブ内の各々のブレークポイントとコントロールポイント を操作して、カーブをスムーズ化させる新しいツールを含ん でいます。この機能はきめの粗いトライアングルメッシュモ デルから、ぎざぎざのカーブを作成した際に使用します。 より詳しい説明は、“インタラクティブカーブの編集” (p30)をご覧下さい。 • モデル上にカーブをフィット。トライアングルメッシュモデ ルの輪郭にフィットするように、カーブをインポートするこ とができます。 6 • What's New What's New - CopyCAD 5.5 より詳しい説明は、“モデル上にカーブをフィット”(p35) をご覧下さい。 • 改良された円弧フィッティング。CopyCADは、円弧フィッ ティングの際、カーブブレークポイントの既存の接線方向を 考慮します。この結果、よりフィットしたカーブを得ること ができます。 ファイル管理 • 最近使ったモデル/セッション。 最近使ったCopyCADモデルとセッションをファイルメニュ ーから簡単に開けることが可能になりました。 より詳しい説明は、“最近使ったモデル/セッション”(p37) をご覧下さい。 • セッションを閉じるオプション。他のプロジェクトを作業 するために、現在のセッションを閉じることができます。 より詳しい説明は、“セッションを閉じるオプション” (p38)をご覧下さい。 • PS-Surfacerを開く確認ボックス。 メインツールバーのボタンを誤ってクリックしてしまった場 合でも、PS-Surfacer 編集を開くことを中止できます。 より詳しい説明は、“PS-Surfacerを開く確認ボックス” (p38)をご覧下さい。 • DGKファイルのインポート。DGKファイルで保存されたカ ーブやポイントをインポートすることができます。 CopyCADの旧バージョンでは、サーフェスだけがインポー ト可能でした。 • サーフェスインポートのトレランス。インポート/エクスポ ートオプションダイアログボックス内の新オプションを使用 して、インポートするサーフェスの精度を定義するためにト レランスを設定できます。このトレランスはDelcamの PowerSolutionフォーマットであるDGK以外の全てのフォー マットに適用できます。 • 新ソフトウェアエラーレポートシステム。CopyCADは自動 のバグレポートシステムを備えています。CopyCADが、内 部エラーが原因で操作を続行できない場合、CopyCADソフ トウェア開発チームに直接エラーの詳細をレポートすること を可能にするダイアログボックスが表示されます。スクリー ン上の手順に従って、CopyCAD開発チームに問題の起きた セッションのコピーをメールして下さい。 What's New - CopyCAD 5.5 What's New • 7 ビューモデル • トライアングルメッシュをマスク。トライアングルメッシ ュの編集サイドツールバーを使用して、トライアングルメッ シュをマスクすることが可能になりました。CopyCADの旧 バージョンでは、モデルのトリムダイアログボックスを使用 してのみマスクは可能でした。 より詳しい説明は“トライアングルメッシュをマスク” (p39)をご覧下さい。 • マスクされたアイテムを選択、表示。CopyCAD 5.5では、表示ツールバー上でインデックスの選択ダイアロ グボックスとマスクされたアイテム選択ボックスを使用し、 マスクされたアイテムをより簡単に選択、表示することが可 能になりました。 より詳しい説明は、“マスクされたアイテムを選択、表示”( p39)をご覧下さい。 計測/電卓 • 改良された計測機能。クリアーキー(C)で、電卓内の最後の 操作をアンドゥすることが可能になりました。 また、整数ボックス上を右クリックすることで、計算機能ダ イアログを表示させることができます。 例えば、トライアングルメッシュのセクションダイアログ ボックスを使用して複数のクロスセクションを作成する場合 、セクション数ボックスを右クリックすると、計算機能ダイ アログが表示されます。 • 計測– エンティティ部分だけでなく、オープンスペースを選択する ことができます。以前は、計測する場合、ポイント、トライ アングルメッシュノード、もしくはサーフェスエッジポイン トしか選択できませんでした。今は、スペース上の任意のポ イントをクリックし、そのポイントから別のポイントを計測 することが可能です。 モデル処理 新位置合わせ方法 モデルの位置合わせダイアログボックスが異なるモデルの位置合 わせをより簡単に行えるように改良されています。このダイアロ グボックスを次の目的に使用できます: • 近接したスキャンラインの位置合わせ 8 • What's New What's New - CopyCAD 5.5 • 他のスキャンライン上にある詳細なスキャンラインを位置合 わせ • 偏差をチェックして参照モデルとモデルの位置合わせ また、ポイント、スキャンライン、トライアングルメッシュモデ ルを位置合わせすることが可能です。 3つの位置合わせ方法があり、そのうちの1つ、または2つ以上 を組み合わせた方法でモデルの位置合わせが可能です。 例えば、基準点を使用して2つのモデルを位置合わせする時、位 置合わせモデルを最初に移動させたり、回転させて、モデルを視 覚化できるとより簡単です。 CopyCADはグラフィックウィンドウに位置合わせモデル、および 参照モデルを表示させ、それらが位置合わせのためにどのように 移動する必要があるかを視覚化できるようにします。 • まず1つ目のマニュアル位置合わせタブは、参照モデルとの おおよその位置合わせをするために、X、Y、Z軸の移動、回 転を使用してシングルモデルの位置を移動させます。 CopyCADは両方のモデルをスクリーン上に表示させ、位置 合わせモデルが参照モデルにフィットするまで調整でき ます。グラフィックウィンドウでおおよそに一致することを 確認できます。 この方法はCopyCAD 5.5によって初めて導入されました。 • 2つ目の基準点位置合わせタブは位置合わせしたいモデル上 の基準点を選択し、その基準点を参照モデルの基準点と一致 させます。CopyCADは位置合わせモデルを参照モデルに一 致させるために変換します。オリジナルモデルとの偏差がス テータスバー上に表示されます。 基準点はモデル上でピックされたポイントか、または位置合 わせ用に計測した球体モデルの中心点を計算します。 この方法はCopyCAD旧バージョンでの主要方法ですが、 CopyCAD 5.5でさらに改良されました。 今バージョンより、より簡単に位置合わせするために色付け された最多14点までの基準点を使用することが可能です。 • 3つ目のベストフィット位置合わせタブはすでにおおよそ位 置合わせされた複数のモデルの位置合わせを行います。位置 合わせ後、合成モデルを作成するため、モデル、またはモデ ルのポイントのみのアペンドを選択できます。この機能は、 モデルが同じワークスペース上で、すでにおおよそ位置合わ せされている時、3Dモデル全体を作成するために複数のス キャンデータを位置合わせに使用する方法です。 この方法はCopyCAD 5.0以前のバージョンの、位置合わせ の微調整機能に置換わる機能です。 What's New - CopyCAD 5.5 What's New • 9 モデルの位置合わせは新規モデル作成ではなく、既存モデルの移 動となっています。これは複数のモデルの同時位置合わせが可能 になったためです。 2つのモデルのマニュアル位置合わせ マニュアル位置合わせタブはX、Y、Z軸の移動、回転を使用してモ デルの位置を移動する方法です。グラフィックウィンドウでおお よそ一致することを確認できます。 次の例に示しますが、この方法は異なるワークスペースにある2 つのモデルを位置合わせする必要がある時に使用します。位置合 わせされる(移動する)モデルが明るい方で、参照モデルは暗い 方です。 位置合わせはベストフィット位置合わせ機能を使用してさらに精 度を高めることができます。 2つのモデルをマニュアル位置合わせ: 1. 両方のモデルを開き、CopyCADエクスプローラーに表示さ せた状態で、メインツールバーのモデルの編集ボタン をクリックします。 2. サイドツールバーのモデルの位置合わせボタン をクリックします。 3. モデルの位置合わせダイアログボックス内の、マニュアル 位置合わせタブをクリックします。 10 • What's New What's New - CopyCAD 5.5 4. タブの最上部にある位置合わせモデルリストボックスをクリ ックします。セッション内に開かれているモデルのリストが 表示されます。移動させたいモデルをクリックします。 5. タブの最下部にある参照モデルリストボックスをクリック し、先のモデルを位置合わせさせたいモデルを選択します。 注意: スクリーン上に表示されているエンティティを画面下のボタ ン、ポイントは 、 スキャンラインは 、またシェーディングトライアングルメッシュは を使用して変更することができます。 6. 参照モデルの隣に配置ボタンを参照モデルの隣に位置合わせ モデルを移動するためにクリックします。この機能でモデル をどのように移動、回転させる必要があるかをより簡単に確 認することができます。 What's New - CopyCAD 5.5 What's New • 11 7. 位置合わせモデルを移動と位置合わせモデルを回転エリア のボタンをおおよその位置合わせを行うために使用します。 ボタンをクリックするごとに、位置合わせモデルは移動しま す。 、 、 、 、 、 各ボタンはモデルを増分値(小)の値で、また 、 、 、 、 、 各ボタンはモデルを増分値(大)の値で、移動、回転させま す。必要に応じて、増分値(小)と増分値(大)の値は変更 可能です。 例えば、X軸周囲を+90度、モデルを回転させたい場合、増 分値(大)ボックスのデフォルト設定を10のままに残し、 位置合わせモデルを回転エリアの ボタンを9回クリックします。または、増分値を90に変更 して、 ボタンを一回クリックします。 8. モデルのおおよその位置合わせを確認できたならば、他の位 置合わせタブを使用するか、または了解ボタンをクリックし てダイアログボックスを閉じます。 注意: 位置合わせを取消して、位置合わせモデルをオリジナルの位 置に戻したい場合は、取消ボタンをクリックします。 基準点を使用して2つのモデルを位置合わせ 基準点位置合わせタブを使用して、位置合わせモデルの基準点を 選択し、参照モデルの同じ基準点に一致させます。CopyCADは位 置合わせモデルを参照モデルに一致させるために変換します。オ リジナルモデルとの偏差がステータスバー上に表示されます。 12 • What's New What's New - CopyCAD 5.5 スクリーン上で色付けされた最多14点までの基準点を使用する ことが可能です。この機能で位置合わせモデル上の基準点を参照 モデル上の基準点により簡単に一致させることができます。 下は基準点を識別するために使用されるカラー表です。 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 モデルを調べ、どのフィーチャーが基準点と一致するかを見つけ るために、マニュアル位置合わせ方法を使用して、モデルを隣り 合わせに配置、移動、回転させる方法も役立ちます。 基準点を使用して2つのモデルを位置合わせ: 1. 両方のモデルを開き、CopyCADエクスプローラーに表示さ せた状態で、メインツールバーのモデルの編集ボタン をクリックします。 2. サイドツールバーのモデルの位置合わせボタン をクリックします。 モデルの位置合わせダイアログボックスでは基準点位置合 わせタブがデフォルトで表示されています。 3. タブの最上部の位置合わせモデルリストボックス矢印をクリ ックすると、セッション内に開かれているモデルのリストが 表示されます。移動させたいモデルをクリックします。 4. 次に、先のモデルを位置合わせさせたいモデルを選択します 。タブの最下部にある参照モデルリストボックス矢印をクリ ックし、参照モデルを選択します。 What's New - CopyCAD 5.5 What's New • 13 CopyCADはこのモデルを選択し、グラフィックウィンドウ 内でモデルをアクティブ化します。位置合わせモデルもまた 表示されます。 注意: スクリーン上に表示されているエンティティを 、 、および ボタンを使用して変更できます。 5. 両方のモデルをはっきりと確認することができない場合は、 参照モデルの隣に配置ボタンをクリックします。この機能で より簡単に選択するべき基準点を確認できます。 次に基準点を定義します。 6. 位置合わせモデル基準点を定義ボタンをクリックし、 CopyCADに位置合わせモデル上の基準点を選択することを 認識させます。 右側のリストボックスがアクティブになり、1と表示されま す。これは、位置合わせモデル上の1番目の基準点を定義し ようとしていることを意味します。 7. グラフィックウィンドウ内で、次のように位置合わせモデル 上の基準点を選択します: • シングルポイントを使用したい場合は、モデル上をクリ ックし、ポイントボタン をクリックします。 • 工具先端球体の中心点のポイントを使用したい場合は、 工具先端部分工具先端球体上の点群を選択するためにク リックし、ドラッグします。次いで、球体ボタンをクリ ックします 。選択されたポイントは球体の中心点となります。次の 例は球体上の選択されたポイントと選択された基準点フ ィーチャーを示すマーカーを示しています。 14 • What's New What's New - CopyCAD 5.5 ポイントを選択 第一の基準点として球体の 中心点を選択 または をクリックすると、位置合わせモデル基準点の定義ボック スは1つ更新されます。ゆえに、第一基準点を定義すると、 ボックスには2と表示され、第二番目の基準点を定義する準 備が整っています。 注意: 最後に定義した基準点を削除、再定義したい場合には、 アンドゥボタン をクリックします。 8. 次に参照モデル上の加工基準点を選択します: • 参照モデルエリアの参照モデル基準点の定義ボタンをク リックします。リストボックスには1と表示されており、 第一番目の参照基準点を定義することができます。 • グラフィックウィンドウ内で、位置合わせ基準点の時と 同じ方法を使用して、位置合わせモデル上に第一番目の 基準点を選択します。 重要: 2つのモデル上にある基準点を正確に一致させなければなり ません。基準点のカラーコードを使用して、より簡単に正し く一致させて下さい。 9. この作業を繰り返し、位置合わせモデル、および参照モデル 上に3つ以上の基準点を定義します。 注意: 基準点を再定義したい場合は、位置合わせモデル、または参 照モデルの基準点の定義リストボックスから番号を選択し、 グラフィックウィンドウで再度選択します。 10. 一致させたい基準点を定義した後、適用をクリックして 位置合わせモデルを移動させます。 11. 了解ボタンをクリックしてモデルの位置合わせダイアロ グボックスを閉じます。 ベストフィットを使用して複数のモデルの位置合わせ ベストフィットタブはすでにおおよそ位置合わせされた複数のモ デルの位置合わせを行うためのものです。位置合わせ後、合成モ What's New - CopyCAD 5.5 What's New • 15 デルを作成するために、モデルのポイントのみをアペンドするか 、モデルの全てのエンティティをアペンドするかを選択できます 。この機能は、モデルが同じワークスペース上で、すでにおおよ そ位置合わせされている時、3Dモデル全体を作成するために複 数のスキャンデータを位置合わせに使用する方法です。 位置合わせを始める前に、異なったモデル間で一致していない部 分を調べ、その一番大きなギャップを見つけます。次にその距離 を最大初期偏差値ボックスに入力する必要があります。 下記に説明がありますが、メインツールバーから、またはモデル の位置合わせダイアログボックスの最大初期偏差ボックス上での 右クリックから、電卓/計測ダイアログを表示させます。ダイアロ グボックスから表示させる方法を取ると、偏差値は自動的に送信 されます。 位置合わせモデルは移動し、指定された参照モデルと位置合わせ されます。 ベストフィットを使用して複数のモデルを位置合わせ: 1. 全てのモデルを開き、CopyCADエクスプローラーに表示さ せた状態で、メインツールバーのモデルの編集ボタン をクリックします。 2. サイドツールバーのモデルの位置合わせボタン をクリックします。 3. モデルの位置合わせダイアログボックス内のベストフィッ ト位置合わせタブをクリックします。 4. CopyCADセッション内で開かれている全てのモデルが表示 された位置合わせモデルを選択ボックスから、参照モデルと 位置合わせしたいモデルを選択します: 16 • What's New What's New - CopyCAD 5.5 • モデルグループを選択する場合は、1つ目のモデルをク リックし、シフトキーを押したまま、最後のモデルをク リックします。 • 各モデルを選択、または選択を取り消す場合は コントロールキー<Ctrl>を押したまま、そのモデルをクリ ックします。 選択されたモデルは青色にハイライトされます。 5. 参照モデルを参照モデルリストボックスを使用して選択しま す: リストの矢印 をクリックして、モデル名をクリック します。参照モデルは位置合わせ操作によって移動すること はありません。 6. 位置合わせしたいモデル間の一番大きなギャップ(不一致部 分)の距離をオプションエリアの最大初期偏差ボックスに入 力して下さい。 CopyCAD計測機能を使用して距離を測る方法: • 最大初期偏差ボックス上で右クリックします。 • 電卓/計測ウィンドウ内のラインタブをクリックします。 • グラフィックウィンドウ内で、モデル間の一番大きなギ ャップの2つのポイントをクリックして選択します。 • ボタン(距離ボックスの右隣)をクリックして、 値を最大初期偏差ボックスに表示させます。 7. 処理を中止させるエラー平均の値ボックスに、位置合わせ モデル間の最大許容偏差値を入力します。 8. 適用ボタンを押してモデルを位置合わせします。 ヒント What's New - CopyCAD 5.5 What's New • 17 CopyCADはステータスバーに、モデル間の現在の偏差を含 む位置合わせの進捗を表示します。現在の偏差値でよろしけ れば、中止ボタンをクリックして下さい。 位置合わせが自動的に終了すると、CopyCADはステータス バーに位置合わせの最終精度を表示します。 位置合わせの精度を上げたり、最初の中止オプションを修正 するために、位置合わせの手順を繰り返したい場合は、適用 ボタンを再度押します。 9. 選択されたモデルを位置合わせ後にアペンドエリアを使用 して、次のように位置合わせされたモデルをアペンドします : • 選択された位置合わせモデルと参照モデルからポイント だけを持つ新シングルモデルを作成したい場合は、 ポイントのアペンドボタンをクリックします。注意: このオプションは、後でポイントモデルをトライアング ルメッシュ化したい場合に使用します。 • 選択された位置合わせモデルと参照モデルから全てのエ ンティティを含む新モデルを作成したい場合は、モデル のアペンドボタンをクリックします。 注意: この機能はトライアングルメッシュモデルをアペンドす る場合に使用します。 10. 了解ボタンをクリックしてモデルの位置合わせダイアログボ ックスを閉じます。 ポイント/ライン/トライアングルメッシュの自 由選択 CopyCADの旧バージョンでは、グラフィックウィンドウ内でポイ ント、ライン、トライアングルメッシュを選択するには2通りの 方法がありました。それらは、シングルエンティティをクリック するか、またはセクションボックスの全てのエンティティをクリ ック、ドラッグして選択する方法です。CopyCAD 5.5では、 自由選択機能を使用してエンティティを選択することも可能にな りました。 自由選択ボタン はポイント編集ツールバー、スキャンライン の編集ツールバー、およびトライアングルメッシュの編集ツール バーに追加されています。 自由選択使用のエンティティ選択方法: 1. メインツールバーにある次のうちのいずれかのボタンをクリ ックして、選択したいエンティティ用のツールバーを表示し ます: ポイント編集 、スキャンラインの編集 、 もしくはトライアングルメッシュの編集 。 18 • What's New What's New - CopyCAD 5.5 2. 自由選択ボタン をクリックします。 3. 自由選択をしたいモデル上のポイントをカーソルでクリック します。 4. 自由選択ラインを固定させたいモデル上をクリックして、そ の方向を変更します。自由選択は直線でアンカーポイントま で結びます。 注意: 定義した自由選択領域から最後のアンカーポイントを削除し たい場合は、コントロールキー<Ctrl>押すと同時に、モデル の任意部分をクリックします。 5. 選択したい領域を囲んだら、始点のポイントを最後にクリッ クして、閉じたポリゴンを作成します。 CopyCADはポリゴンの下にある全てのエンティティを選択 するために現行のビューに選択ポリゴンを投影します。トラ イアングルメッシュの場合は、その一部だけが、選択される ためにポリゴンの下になければなりません。 What's New - CopyCAD 5.5 What's New • 19 トライアングルメッシュモデル 現行ビューでの水平ラインを使用してトライ アングルメッシュをペイント 現行のビューで設定される水平ラインで塗りつぶすことが可能で す。この機能は設定ビューにおける水平ラインに基づいてモデル をペイント、分割することを可能にします。 例えば、閉じたモデルを2つの部分に分割したい場合を説明しま す。ここでは、ビューを に設定します。次に、現行ビューに 面している全てのトライアングルメッシュをペイントするため、 水平角度を90度に設定します。 現行ビューでの水平角度の塗り潰しオプションは、選択されたス タートポイントに関係しないため、既存の水平角度塗り潰しオプ ションより適した塗り潰しの結果を得ることが可能です。 下の例では、異なる水平ライン塗り潰しオプションがどのような 結果を導くかを示しています。 テディベアモデルの胸の部分をクリックして塗り潰します: 水平角度の塗り潰しオプション では… 現行ビューでの水平角度の塗り 潰しオプションでは… 現行ビューでの水平角度の塗り潰しオプションがモデルの完全な 分割ラインを提供していることが確認できます。 現行ビューでの水平ラインまでトライアングルメッシュをペイン トする方法: 20 • What's New What's New - CopyCAD 5.5 1. トライアングルメッシュモデルを開きCopyCADエクスプロ ーラーに表示させた状態で、メインツールバーのトライアン グルメッシュモデリングボタン をクリックします。 2. トライアングルメッシュモデリングサイドツールバー上のト ライアングルメッシュのペイントボタン をクリックします。 3. モデルを正しく方向付けするため、ビューを設定します。 例えば、Zビューに基づいて閉じたモデルを2つの部分にペ イント分けし分割したい場合、上面(Z)からのビューボタ ン をクリックします。 4. トライアングルメッシュのペイントダイアログボックス内 の、現行ビューでの水平角度の塗り潰しボタンをクリックし ます。 5. 塗り潰しのための水平角度を塗り潰し範囲スライドバーを使 用して設定します。 6. モデルの任意の部分をクリックすると設定された水平角度ま で選択されているカラーでペイントします。 注意: 必要であれば、ペイントされた部分にマニュアルでトライアング ルメッシュを追加、または削除が可能です。選択したトライアン グルメッシュのペイントオプションを選択し、ペイントしたいト ライアングルメッシュをクリック、または元のカラーに戻したい ペイントされたトライアングルメッシュをCtrl-クリックします。 必要であれば、カラーに基づいてモデルを分割できます。 What's New - CopyCAD 5.5 What's New • 21 垂直のクロスセクション カーブに対して垂直のトライアングルメッシュモデルを通した、 クロスセクションスキャンラインを作成することができます。 全てのトライアングルメッシュを通してクロスセクションを作成 したくない場合は、トリミングエリアオプションを使用してその 長さをトリムできます。 次の例は選択されたカーブに対し、複数の垂直なクロスセクショ ンスキャンラインの作成方法を示しています。10本のクロスセ クションが特定され、カーブに沿って均等に配置されています。 モデル全体を通り抜けしないように、それらはトリムされていま す。 注意: CopyCADはカーブが、選択されたトライアングルメッシュモデル 上に作成されているか、もしくは投影されたクロスセクション平 面がトライアングルメッシュモデルと交差するように位置されて いる場合にのみ、新たなクロスセクションを作成することができ ます。このような条件にない場合は、CopyCADはエラーメッセー ジを表示します。 垂直なクロスセクションの作成方法: 1. セクションを作成したいトライアングルメッシュモデルが選 択され、グラフィックウィンドウ上に表示されていることを 確認して下さい。 2. カーブが表示ツールバーのカーブ表示のオン/オフボタン により表示されていることを確認して下さい。 3. メインツールバーのトライアングルメッシュモデリングボ タン をクリックします。 4. トライアングルメッシュモデリングサイドツールバーのトラ イアングルメッシュのセクションボタン をクリックします。 5. トライアングルメッシュのセクションダイアログボックス よりカーブよりタブをクリックします。 22 • What's New What's New - CopyCAD 5.5 6. 使用したいカーブをクリックして選択します。 7. 次のようにセクションを定義します: • クロスセクション間の距離を設定したい場合は、ステッ プオプションを選択したままで、値ボックス内に距離を 入力します。 • セクション数を設定し、CopyCADにそれらをカーブに沿 って均等に配置させたい場合は数オプションを選択し、 必要なセクション数を値ボックスに入力します。 8. セクションをトリムしたい場合は、セクションのトリムオプ ションをチェックし、トリム距離ボックスに、カーブからの 距離を入力します。 9. タブの最下部にあるリストボックスを使用して、クロスセク ションモデルをどのように作成したいかを設定します。より 詳しい説明は、“シングルクロスセクションの作成” (p24)をご覧下さい。 10. 適用ボタンを押して、クロスセクションスキャンライン を作成します。 What's New - CopyCAD 5.5 What's New • 23 11. CopyCADは、section_で始まる新スキャンラインモデル を作成します。これらのステップを繰り返し、既存セクショ ンモデルに追加、または置換、あるいは新モデルを作成し、 より多くのクロスセクションを作成することが可能です。 12. クロスセクションの作成が終わりましたら、了解ボタン を押してトライアングルメッシュのセクションダイアログ ボックスを閉じます。 トライアングルメッシュのセクション ダイアログボックスの改良 ダイアログボックスが、シングルクロスセクション、複数クロス セクション、および選択されたカーブに対し垂直なクロスセクシ ョンの3つのタブに分けることによって、簡素化されています。 また、クロスセクションをどのように作成するかを、次の新スキ ャンラインモデルを作成、または現行のトライアングルメッシュ セッション中に作成された既存セクションモデルに追加、あるい は置換のオプションから指定することができます。 トライアングルメッシュのセクションダイアログボックスの表示 方法: 1. セクションを作成したいトライアングルメッシュモデルが選 択され、グラフィックウィンドウ上に表示されていることを 確認して下さい。 2. メインツールバーのトライアングルメッシュモデリングボ タン をクリックします。 3. トライアングルメッシュモデリングサイドツールバーのトラ イアングルメッシュのセクションボタン をクリックします。 24 • What's New What's New - CopyCAD 5.5 シングルクロスセクションの作成 トライアングルメッシュのセクションダイアログボックスのシン グルタブは定義された断面を使用してトライアングルメッシュモ デルに、シングルクロスセクションを作成することを可能にしま す。 断面の定義ボタンをクリックして、クロスセクションの定義に使 用する平面の定義ダイアログボックスを表示します。 タブの最下部のリストボックスを使用して、どのようにクロスセ クションモデルを作成するかを設定します: • 新たなモデルを作成を選択すると、CopyCADはクロスセク ションのスキャンラインとポイントを含んだ新モデルを作成 します。例えば、nozzleトライアングルメッシュモデルにク ロスセクションを作成した場合、CopyCADは新スキャンラ インモデル、section_nozzleを作成します。 • クロスセクションを作成するためにトライアングルメッシュ のセクションダイアログボックスを使用したばかりなら、作 成されたセクションモデルにアペンドを選択して、既存の セクションモデルに作成したばかりのクロスセクションを追 加することができます。注意: クロスセクションを作成していない場合は、デフォルトオプ ションのままにして、新たなモデルを作成して下さい。 What's New - CopyCAD 5.5 What's New • 25 • トライアングルメッシュのセクションダイアログボックス をすでに使用し、保存する必要のなりクロスセクションが作 成されている場合は、作成してセクションモデルに置換を 選択します。 複数のクロスセクションを作成 トライアングルメッシュのセクションダイアログボックスの複数 タブは、いくつのクロスセクションを取るか、また変換、回転機 能を使用してどのようにそれらを増分させるかを指定することを 可能にします。 このタブは次の3つのエリアにわかれています: • 断面の定義ボタンから平面の定義ダイアログボックスを表示 します。このダイアログボックスでクロスセクションに使用 するための平面を定義します。 • セクション数ボックスのある複数セクションエリアで、作成 したいクロスセクション数を定義します。エリア内の変換エ リアではX、Y、Z軸でクロスセクション間の距離を指定でき ます。また、回転エリアでは、クロスセクション間の角度を 定義できます。 • タブの最下部のリストボックスで、クロスセクションモデル をどのように作成したいかを設定します。より詳しい説明は “シングルクロスセクションの作成”(p24)をご覧下さい。 26 • What's New What's New - CopyCAD 5.5 例を次のサドル(saddle.tri)で示します。ファイルを開き、断面をX= 20で配置します(平面の定義ダイアログボックスのタイプ欄をX平 面にし、ポイントのX値に20と入力します)... ...次にセクション数6、変換X 4と入力し、適用をクリックすると以下の画が表示されます: 垂直なクロスセクションを作成 既存のカーブに垂直なクロスセクションの作成はCopyCAD 5.5の新機能で、“垂直なクロスセクション”(p21)で説明されて います。 What's New - CopyCAD 5.5 What's New • 27 トライアングルメッシュ曲面による孔埋めに 関する改良点 CopyCAD 5.5では、トライアングルメッシュモデルの孔に曲面なりにキャッ プさせる、改良された方法を使用します。 旧バージョンでは、CopyCADはトライアングルメッシュの分布の 計算にモデルの方向を使用していました。しかしながら、その結 果は下の画にありますように、質の低いものでした。 トライアングルメッシュ シェーディングされたトライア ングルメッシュ 赤線で囲まれた領域は長く細いトライアングルメッシュで埋めら れ、その結果、シェーディングされた画に表されているように、 その領域は滑らかなカーブを得ることができませんでした。 CopyCAD 5.5では孔全体に均等にトライアングルを作成するの で、下の画に見られるように、滑らかで均整のとれたメッシュを 作成することが可能です。 CopyCAD 5.5で作成したトライアングル CopyCAD 5.5で作成したシェーディングト 28 • What's New What's New - CopyCAD 5.5 メッシュ ライアングルメッシュ トライアングルメッシュモデルにイメージを アペンド トライアングルメッシュ化中にイメージをグリッドラインモデル とアペンドすることを可能にする新たなオプションが、グリッド トライアングルメッシュ化ダイアログボックスにあります。 CopyCADエクスプローラーを使用して、イメージをトライアング ルメッシュモデルとアペンドする従来の方法も使用できます。 トライアングルメッシュモデルにカラーを追加する際に、イメー ジをアペンドできます。また、そのカラーバウンダリーを使用し て、カーブの作成やモデルの分割が可能です。 トライアングルメッシュ化中のイメージのアペンド方法: 1. イメージファイルとトライアングルメッシュ化したいグリッ ドラインモデルを開き、CopyCADエクスプローラーに表示 させます。 2. メインツールバーのトライアングルメッシュの作成ボタ ン をクリックし、そのサイドツールバーを表示させます。 3. グリッドラインモデルが選択されていることを確認します: 選択されていない場合は、CopyCADエクスプローラーの アイコンをダブルクリックします。 4. トライアングルメッシュの作成サイドツールバーのグリッド ラインボタン をクリックします。 What's New - CopyCAD 5.5 What's New • 29 5. グリッドトライアングルメッシュ化ダイアログボックス内 で、どのようにトライアングルメッシュを作成するかを選択 します。 6. トライアングルメッシュ化工程中にイメージをアペンドした い場合、次の新カラー情報エリアを使用できます: • イメージから色のアペンドボックスをクリックして、選 択します。 • イメージモデルリストボックスを使用し、CopyCADセッ ション内に開かれているイメージリストイメージファイ ルを選択します。 7. 適用ボタンをクリックして、トライアングルメッシュモデル を作成します。 8. 了解ボタンをクリックして、グリッドトライアングルメッ シュ化ダイアログボックスを閉じます。 CopyCADエクスプローラー内のモデル名の隣にアイコン を表示させることで、トライアングルメッシュモデルがアペンド イメージを持っていることが示されています。 カーブ編集 カーブのアペンド 個々のカーブをアペンドして1つの連続カーブを作成することが 可能になりました。 例えば、バウンダリー、またはトライアングルメッシュの不連続 から作成したカーブは、次の画にあるように、複数のカーブから 成り立っている可能性があります。これはポリラインブレーク角 度設定によるものです。 30 • What's New What's New - CopyCAD 5.5 シングルカーブを作成するためにこれらのカーブをアペンドする ことができます。そのカーブはサーフェスバウンダリーとして簡 単に選択できます。 カーブのアペンド方法: 1. メインツールバーのカーブ編集 ボタン をクリックし、カーブ編集サイドツールバーを表示します。 2. アペンドしたいカーブ上で選択ボックスをクリック&ドラッ グさせます。選択されたカーブが赤に変わります。 3. カーブ編集サイドツールバー上のカーブのアペンドボタ ン をクリックします。 CopyCADはカーブをアペンドし、単色で示されるシングル カーブを作成します。 注意: 交差するカーブ、または終点で一致していないカーブを選択す ると、CopyCADは次のエラーメッセージ、“カーブをアペンド できませんでした。選択されたカーブが連続カーブであること を確認して下さい”を表示します。 インタラクティブカーブの編集 CopyCAD5.5は各ブレークポイントと、それに関連するコントロ ールポイントの操作によってカーブの編集を行うことを可能にす る新しいツールを含んでいます。例えば、下の画にあるような、 What's New - CopyCAD 5.5 What's New • 31 きめの粗いトライアングルメッシュモデルから作成されたぎざぎ ざのカーブを滑らかにしたい場合があります。 カーブの形はアスタリスクで表されるブレークポイント間のスパ ンの連続で定義されます。カーブの形を変更するために、ブレー クポイントを移動、削除、追加できます。また、カーブを修正す るために、各ブレークポイントのコントロールポイントを移動す ることも可能です。 注意: カーブの編集には、一度に1つのカーブしか選択できません。 2つ以上のカーブを選択すると、インタラクティブカーブ編集 ボタン は利用不可能となります。 インタラクティブにカーブを編集する方法: 1. モデル上にカーブが表示されていることを確認して下さい: 表示されていない場合は、表示ツールバー上のカーブ表示の オン/オフボタン をクリックして下さい。 2. メインツールバーのカーブ編集ボタン をクリックして、サイドツールバーを表示します。 3. グラフィックウィンドウ内で、編集したいカーブをクリック します。選択されると、そのカーブは赤に変わります。 32 • What's New What's New - CopyCAD 5.5 4. サイドツールバーのインタラクティブカーブ編集ボタン をクリックします。 このダイアログボックスを開くと、CopyCADはカーブブレ ークポイントをアスタリスクで表示します。 5. モードエリア内のボタンを使用して、編集したいポイントの 選択方法を選択します。より詳しい説明は、“カーブピック モードの選択”(p33)をご覧下さい。 6. グラフィックウィンドウ内で、編集したいポイント(複数も 可)を選択します。 注意: ポイントの選択を解除したい場合は、選択をクリアーボタン をクリックします。 7. 次のようにカーブを編集します: • 選択したポイントを移動させたい場合は、新しい位置ま でドラッグします。注意: アドバンス編集モードが選択されている場合は、コント ロールポイントの移動につれて、自動的に接線連続性は 維持されます:接線連続を維持オプションをポイント移動 の前に選択して下さい。 また、カーブポイントダイアログボックスを使用して、 ポイントの位置を設定できます。より詳しい説明は“カー ブポイント編集ダイアログボックスの使用方法”(p35) をご覧下さい。 • フリーボタン (編集エリア)をクリックして、選択されたブレークポ イントが一番滑らかな接線方向を設定します。カーブが ポイントですでに接している場合は、フリーボタンはグ レーで表示され、無効の状態になります。 What's New - CopyCAD 5.5 What's New • 33 また別の方法として、ブレークポイントをダブルクリッ クすることで接線を設定することもできます。 • ポイントを削除したい場合には、ブレークポイントの削 除ボタン (編集エリア)をクリックします。 • スパンを分割して、ブレークポイントを追加したい場合 にアドバンス編集ボタン (モードエリア)をクリックして、既存のスパン内で2 つのコントロールポイントをピックします。スパンの分 割ボタン (編集エリア)をクリックし、カーブスパンに新しいブ レークポイントを追加します。 • 最後に行ったカーブ編集をアンドゥしたい場合には、ア ンドゥボタン (編集エリア)をクリックします。 カーブピックモードの選択 インタラクティブにカーブを編集する時、3つのモードが使用で きます。モードエリア内のボタンを使用して、ピックモードを選 択して下さい。 • シングル編集 モードは、シングルブレークポイントとそれに関連するコン トロールポイントを選択するために、1つのブレークポイン トをピックすることを可能にします。 • アドバンス編集 は、ブレークポイントに加え、コントロールポイントも表示 します。個々にピックすることによって、編集したいブレー クポイントとコントロールポイントを数に制限無く選択する ことができます。 34 • What's New What's New - CopyCAD 5.5 このモードを選択している場合、接線連続を維持オプション が選択/非選択できます。このオプションが選択されている 場合、ブレークポイントを移動する際、そのコントロールポ イントは接線を維持して移動します。非選択の場合は、その 位置を維持したまま移動せず、カーブ内に不連続部分が作成 されます。 コントロールラインを表示させると、ブレークポイントに接 っするかどうかを簡単に確認することができます。接っする 場合は、ブレークポイントの2つのコントロールポイント間 のコントロールラインは直線です。ブレークポイントの選択 によって、連続性があるかどうかの確認をすることもできま す: フリーボタンがグレーで表示され、無効の場合には、カーブ はすでにこのポイントで連続していることを意味します。 次の例は、接線連続を維持 オプションの使用で、どのようにカーブが形を変えるかを示 しています。 接線連続がある場合… 接線連続が無い場合… • 部分選択 はブレークポイントに加えて、コントロールポイントも表示 します。選択ボックスを描くことで、編集したいブレークポ イントとコントロールポイントを数に制限無く選択すること ができます。 What's New - CopyCAD 5.5 What's New • 35 注意: アドバンス編集 もしくは部分選択 モードが選択されている時は、コントロールラインの表示オプシ ョンを使用して、コントロールポイント間のラインの表示/非表示 を選択することができます。 カーブポイントの編集ダイアログボックスの使用方法 インタラクティブカーブ編集ダイアログボックス内のポイントの 編集ボタンをクリックすると、CopyCADはカーブポイントの編集 ダイアログボックスを表示します。このダイアログはカーブ上で 選択されたポイントの現在位置を表示しています。 注意: 2つ以上のポイントが選択されている場合、および選択されている ポイントがない場合、X、Y、Z ボックスの値は(*)マークを含んでいます。 ポイント位置を、X、Y、Zボックス内に、新座標を入力し、適用 ボタンを押すことで変更することができます。変更を中止して元 の座標を再表示したい場合は、取消ボタンをクリックします。 モデル上にカーブをフィット トライアングルメッシュモデルの輪郭にフィットするように、カ ーブをインポートし、投影できます。 カーブのフィッティングには次の2通りがあります: • カーブを現在のビューで投影。これはビュー内で現在のカー ブの形を維持します。 • モデル上にカーブをスナップ。CopyCADはカーブを見本に とって、カーブ上の各ポイントをトライアングルメッシュモ デル上の各ポイントから一番近いポイントに合わせます。注 36 • What's New What's New - CopyCAD 5.5 意: このオプションはカーブとトライアングルメッシュモデルの 距離が近い時にのみ使用してください。そうでない場合に使 用すると、カーブは歪んでしまいます。 トライアングルメッシュモデルにカーブをフィットする方法: 1. モデル上にカーブが表示されていることを確認して下さい: 表示されていない場合は、表示ツールバー上のカーブ表示の オン/オフボタン をクリックして下さい。 2. メインツールバーのカーブ編集ボタン をクリックして、サイドツールバーを表示します。 3. CopyCADエクスプローラーを使用して、トライアングルメ ッシュモデルが選択されていることを確認して下さい。 4. グラフィックウィンドウ内で、投影したいカーブをクリック します。選択されるとカーブは赤に変わります。 5. カーブ編集サイドツールバー上のモデル上にカーブをフィッ トボタン をクリックします。 6. リストボックスを使用して、カーブをどのようにフィットさ せるかを設定します: • カーブに沿って新しいブレークポイントを作成したい場 合は、デフォルトの ブレークポイントを再フィッティングオプションのまま にします。カーブフィッティングオプションボタンをク リックして、新ブレークポイントをどのように挿入し、 また、カーブをどのようにフィットさせるかを設定する ダイアログボックスを表示します。 • オリジナルのブレークポイントを保持したい場合は、リ ストボックスをクリックして、既存のブレークポイント を維持オプションを選択します。 7. 操作エリアのボタンを使用して、トライアングルメッシュモ デルにカーブをフィットさせます: What's New - CopyCAD 5.5 What's New • 37 • 現在のビューでカーブを投影させたい場合は、モデルが 正しく方向付けされていることを確認して下さい。次に モデル上にカーブを投影ボタン をクリックします。 • カーブをモデル上の一番近いポイントにスナップさせた い場合は、モデル上にカーブをスナップボタン をクリックします。 • カーブフィッティング作業をアンドゥしたい場合は、ア ンドゥボタン をクリックします。フィッティング操作を繰り返す前に カーブフィッティングオプションを変更することができ ます。 ファイル管理 最近使ったモデル/セッション 最近使ったCopyCADモデルとセッションをファイルメニューを使 用して簡単に開くことが可能になりました。CopyCADは最近開い たセッションとモデルを4つずつ保管します。 セッションを再度開く方法: 1. メインバーからファイル – 最近使ったセッションを選択します。 2. 開きたいセッションをクリックします。 リストの一番上の1と番号付けされたセッションは、最も最 近に開いた、または保存したセッションです。 モデルを再度開く方法: 1. メインバーからファイル – 最近使ったモデルを選択します。 2. 再度開きたいモデルをクリックします。 38 • What's New What's New - CopyCAD 5.5 リストの一番上の1と番号付けされたモデルは、最も最近に 開いた、または保存したモデルです。 セッションを閉じるオプション 他のプロジェクトを作業するために、現在のセッションを閉じる ことができます。現在開かれているセッションを閉じると、 CopyCADは全てのデータが失われることを警告するメッセージを 表示します。作業を保存するためには、セッションを閉じる操作 を中止し、閉じる前にセッションを保存しなければなりません。 セッションを閉じると、CopyCADは自動的に新しいセッションを 開始します。その新セッションは、保存されるまで名前は付けら れていない状態です。 セッションを閉じる方法: 1. メニューバーのファイル – セッションを閉じるを選択します。 2. CopyCADは警告メッセージボックスを表示します: • 作業を保存したり、作業を続行するためにセッションを 開いたままにしたい場合は、いいえを選択して下さい。 • セッションを閉じる場合ははいを選択して下さい。 CopyCADは現在のセッションを閉じて、タイトルバーに [Session – None]と表示します。 PS-Surfacerを開く確認ボックス CopyCADはPS-Surfacer編集を開くかどうかの 確認メッセージを表示します。誤ってサーフェス編集ボタン をクリックしてしまった場合にとても役立ちます。 メインツールバーのサーフェス編集ボタン をクリックした場合、いずれのPS-Surfacerセッションも What's New - CopyCAD 5.5 What's New • 39 開かれていない場合は、CopyCADは次のメッセージボックスを表 示します: 誤ってサーフェス編集ボタン をクリックしてしまった場合、 PS-Surfacerを開かないようにいいえボタンをクリックします。 ビューモデル トライアングルメッシュをマスク トライアングルメッシュの編集サイドツールバーを使用して、ト ライアングルメッシュをマスクすることが可能になりました。 CopyCADの旧バージョンでは、モデルのトリムダイアログボック スを使用してのみマスクは可能で、グラフィックウィンドウ内の 表示からマスクされたトライアングルメッシュは削除されました 。 トライアングルメッシュの編集サイドツールバー上のトライアン グルメッシュをマスク とトライアングルメッシュのアンマスク ボタンを使用して、トライアングルメッシュのマスク/アンマスク が可能です。 サイドツールバーを表示するためには、メインツールバーのトラ イアングルメッシュの編集ボタン をクリックして下さい。 マスクされたトライアングルメッシュは、トライアングルメッシ ュの表示オン/オフボタン が表示ツールバーから選択されている場合、グレーで表示されま す。表示ツールバーの左部分にあるリストボックスからマスクさ れたアイテムを隠すオプションを選択することで、それらを隠す ことが可能です。 マスクされたアイテムを選択、表示 ポイント、スキャンライン、トライアングルメッシュをマスクす ることで、作業したい部分をはっきりと確認することが可能にな ります。マスクされたアイテムは作業セットから削除し、アンマ スクされるまで、後に続いて起こる操作に含まないことも可能で す。 CopyCAD5.5の改良されたインターフェースで、 イ ンデックスの選択ダイアログボックスと表示ツールバー上のマス 40 • What's New What's New - CopyCAD 5.5 クされたアイテム選択ボックスを使用し、より簡単にマスクされ たエンティティを選択、表示することが可能になりました。 マスクされたアイテムを選択 インデックスの選択とトライアングルメッシュの選択ダイアログ ボックスで、選択範囲の内外にマスクされたアイテムをフィルタ ーすることが可能です。 インデックスよりマスクされたエンティティを選択する方法: 1. ポイント編集 、スキャンラインの編集 、トライアングルメッシュの編集 のサイドツールバーから、インデックスによる選択ボタン をクリックします。 選択したエンティティのタイプによって、CopyCADはイン デックスの選択ダイアログボックス(ポイント、スキャンラ イン)または、トライアングルメッシュのインデックスダイ アログボックス(トライアングルメッシュ)を表示します。 2. フィルターの選択リストボックスを使用して、マスクされた エンティティを選択するか否かを設定します。次の3つから 選択できます: • マスクされたアイテムを含む • マスクされたアイテムを除く • マスクされたアイテムのみ 3. フィルター選択を設定すると、インデックスナンバーの先頭 と末尾の数字を、選択したいポイント、スキャンライン、ト ライアングルメッシュ範囲のために、入力します。 フィルター選択セットによって、CopyCADは、範囲内の全 てのアイテム、またはマスクされていないアイテム、もしく はマスクされたアイテムを選択します。 マスクされたアイテムを表示する/隠す グラフィックウィンドウの下部にある表示ツールバーのリストボ ックスが新しくなり、より素早くマスクされたアイテムを表示さ せたり、または隠したりすることが可能です。 What's New - CopyCAD 5.5 What's New • 41 アイテムを表示するかどうかの選択に応じて、オプションはマス クされたポイント、マスクされたスキャンライン、マスクされた トライアングルメッシュに適用されます。例えば、ポイントの表 示オン/オフボタン が選択されている場合のみ、マスクされたポイントは表示されま す/隠されます。 このオプションは、CopyCADの古いバージョンのマスクされたポ イントを表示ボタン とマスクされたスキャンラインを表示ボタンに 置換されたものです。 全てのマスクされたアイテムを表示/隠す方法: 1. 表示ツールバーの左部分にあるリストボックスから次のオプ ションのうち1つを選択します: • マスクされたアイテムを表示: マスクされていてもして いなくても、全てのアイテムを表示します。 • マスクされたアイテムを隠す: マスクされていないアイ テムのみ表示します。 • マスクされたアイテムのみ表示: マスクされたアイテム のみを表示します。